研究課題/領域番号 |
25870493
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
ナノ構造化学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岩下 靖孝 九州大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (50552494)
|
研究協力者 |
木村 康之 九州大学, 大学院理学研究院, 教授 (00225070)
野口 朋寛 九州大学, 大学院理学研究院, 博士3年
小池 涼太郎 九州大学, 理学府・物理学科
吉原 公輝 九州大学, 理学府・物理学科
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | パッチ粒子 / コロイド / 自己組織化 / 方向秩序 / メソ構造 / コロイド結晶 / ナノテクノロジー / コロイド分子 |
研究成果の概要 |
我々は球状パッチ粒子と呼ばれる、パッチ間の引力によって結合する強い異方的な相互作用を持ったコロイド粒子系において、従来のコロイド粒子系にはない特徴的な自己組織化構造が現れることを実験・計算機シミュレーションの両面から解明した。特に異方的な相互作用を連続的に制御できる実験系、純粋な方向秩序による多様なメソ構造の系統的形成などは本研究により初めて実現されたものである。本研究は近年注目を集める異方的微粒子系の集団的挙動の基礎を解明したものであり、かつ新規メソ構造材料としてナノ・マイクロ科学分野における幅広い展開が期待できる。
|