研究課題
若手研究(B)
本研究では、腫瘍細胞選択的な細胞障害性を有する抗癌剤およびキャリアを構築するために、メチル-β-シクロデキストリン (M-β-CyD) に癌標的リガンドである葉酸 (FA) を修飾した FAn-M-β-CyD を調製した。種々検討した結果、FA1-M-β-CyD は、優れた殺細胞効果およびオートファジー誘導能を有することが明らかとなった。さらに、FA1-M-β-CyD は抗癌剤ドキソルビシン (DOX) と安定な複合体を形成し、癌細胞内に取り込まれた後、DOX の殺細胞効果を増強させることが示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件) 備考 (3件)
Biol. Pharm. Bull.
巻: 38 ページ: 374-379
Journal of Drug Targeting
巻: 22 号: 3 ページ: 211-219
10.3109/1061186x.2013.856012
http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/Labs/seizai/index.html
http://seizai.pharm.kumamoto-u.ac.jp/