研究成果の概要 |
ホルモン受容体陽性乳癌のバイオロジーを多面的に解析しホルモン療法への反応性の評価指標を検討した。おもにDNA copy numberによるIntrinsic Luminal subtype分類、膜型チロシンキナーゼレセプター群と細胞内伝達経路を検討している。11か所(高コピー数群:FGFR1,MYC,RSF1,CYB5B,IGF1R,SUPT4H1 低コピー数群:PMF1,POLR3E,RNF45,ZNF217, AURKA)のパターンにより術前ホルモン療法効果不良群を分けうる可能性を示し(p=0.034)、pAktが治療不応性と有意に相関していることを示した(p=0.005)。
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