研究課題/領域番号 |
25870556
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
構造・機能材料
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
北原 弘基 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 助教 (50397650)
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連携研究者 |
安藤 新二 熊本大学, 先進マグネシウム国際研究センター, 教授 (40222781)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 金属物性 / 双晶変形 / キンク変形 / 双晶 / すべり / キンク / すべり変形 / c/a比 |
研究成果の概要 |
金属材料の更なる高強度化を目的として、巨大ひずみ加工による結晶粒微細化に関する研究が行われている。しかしながら、六方晶(HCP)金属における変形挙動については明らかになっていない点が多い。そこで本研究では、HCP単結晶(純Mgと純Zn)を用い、その変形挙動を詳細に調査した。 純Mgと純Znの結晶粒微細化には、双晶発生の有無が大きく影響することが分かった。双晶が発生できる場合には、従来の知見通り、双晶変形が大きな役割を担う。一方で、双晶が発生できない場合、純Mgは変形できず破断する。純Znでは、キンク変形が生じ、その界面で再結晶が生じることで、結晶粒が微細化することが明らかとなった。
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