研究課題
若手研究(B)
新しい気道通気状態の評価方法の確立により、小児睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療成績向上と医科領域の疾患で原因不明とされている漏斗胸の原因因子としての上気道通気障害の影響を明らかにする事を目的に研究を行った。その結果、気道周囲組織の骨、筋等を再現した詳細な上気道3次元モデルが構築できた。そのモデルを用い流体構造連成解析を行った結果、呼吸により生じる、咽頭気道の陰圧、つまり、胸郭にかかる陰圧が評価できるようになった。これらの結果より、上気道通気障害が胸郭の適正な成長に影響を及ぼす可能性が示唆された。
すべて 2014
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日本歯科医学会誌
巻: 32 ページ: 39-43