研究課題
若手研究(B)
本研究では、日本統治下の台湾で日本人により建設された日式住宅の特徴とその住宅地の形成過程を明らかにすることを目的とし、台湾の日式住宅の中でも供給型住宅について、その住宅地の形成、平面構成や内外観の意匠に関する実態と、元日本人居住者や現居住者を対象としたインタビュー調査によるその当時の居住状況や生活実態の解明を試みた。調査において、1.文献史料・資料による台湾日式住宅の供給型住宅の形成背景、建設経緯の把握、2.現存する供給型住宅の実測調査、インタビュー調査による実態の分析、3.台湾日式住宅の建築的な特徴の解明に取り組み、その結果、台湾を事例として当時の日本人による海外居住地の実相を明確にした。
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