不登校・ひきこもりの子を抱える親の心理的特徴とグループミーティングに関する研究

• 研究課題/領域番号: 25870646
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 子ども学(子ども環境学); 教育社会学
• 研究機関: 福岡県立大学
• 研究代表者: 四戸 智昭 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (70347186)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: ひきこもり / 不登校 / 共依存 / 親の共依存的態度 / 自助グループ / 当事者の親 / グループ・ミーティング / 不安感 / 自助

研究成果の概要

不登校やひきこもりの子を抱えた親のグループミーティングを対象に2010年10月～2014年9月にわたってこのミーティングに参加した親たちを調査した結果、延べ482名（男性74名・女性408名）の参加があり、親の平均年齢は65.7歳（SD7.33）であった。
親たちの観察から見えてきた親の共依存的特徴を５つにわけて分析を試みた。それらは順に「強迫観念的態度」、「二者択一的態度」、「現状否定的態度」、「コントロール的態度」、「自他境界混乱的態度」と名称を付与したものである。グループミーティングを通じて親のこういった共依存的態度の修正を行う方法についても提案している。

研究成果

• [雑誌論文] 不登校・ひきこもりの子を抱える親のグループミーティングと親の共依存的特徴に関する研究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 四戸智昭
  • 雑誌名: アディクションと家族 巻: 31（2） ページ: 39-45
  • NAID: 40020886370
  • 査読あり
• [雑誌論文] 不登校・ひきこもりへの訪問支援活動の効果に関する一考察 (2014)
  • 著者名/発表者名: 四戸智昭,長谷川智子,門口美由紀,江上千代美,梶原由紀子,本田和人,黒岩達也,大場綾沙美,山﨑怜,奥村賢一,原田直樹、小嶋費秀幹,松浦賢長, et al.
  • 雑誌名: アディクションと家族 巻: 第29巻 第4号 ページ: 347-351
  • NAID: 40020070289
  • 査読あり
• [学会発表] 不登校・ひきこもりの子を抱える親の心理的特徴とグループミーティングに関する研究 ―親の共依存傾向と親ミーティングによる不安の軽減を中心に― (2014)
  • 著者名/発表者名: 四戸 智昭
  • 学会等名: 日本嗜癖行動学会
  • 発表場所: とりぎん文化会館（鳥取県鳥取市）
  • 年月日: 2014-11-15 – 2014-11-16
• [備考] 福岡県立大学四戸智昭嗜癖行動学研究室＠21世紀家族研究所
  • URL: http://www.family21.jp/