研究課題
若手研究(B)
本研究は、骨代謝において骨吸収を担う破骨細胞に対し、歯列矯正のようなメカニカルストレスを付与した際に、メカニカルストレスが直接的に破骨細胞に対し影響を及ぼしているかを検討した。その結果、破骨前駆細胞様細胞RAW264.7細胞に一過性のメカニカルストレスを付与するとIRF-8のmRNAが減少しNFATc1のmRNAが増加した。しかし、時間が経過すると分化の負の因子であるIRF-8が増加することで一過性のメカニカルストレスでは分化は促進しないことが分かった。しかし、持続的なメカニカルストレスが付与されると細胞質中にNFATc1が増加すると考えられ、分化が亢進しやすくなることが示唆された。
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Orthodontic Waves
巻: 41 ページ: 111-120