研究課題/領域番号 |
25870728
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
疼痛学
皮膚科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
木村 有太子 順天堂大学, 医学部, 准教授 (00459091)
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研究協力者 |
鎌田 弥生 順天堂大学, 大学院医学研究科, 非常勤助教 (00410035)
松田 浩則 順天堂大学, 大学院医学研究科, 技術員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | グランザイム / アトピー性皮膚炎 / 痒み / プロテアーゼ / かゆみ |
研究成果の概要 |
ADの難治性痒みに対するグランザイム(Gzm)Aの関与を解明することを目的とし研究を行った。血漿GzmA濃度はAD患者で高い傾向があったが、有意差はなく、ADの病勢や痒みを示すマーカーの値といずれも相関がなかった。一方、血漿GzmB濃度は健常者と比較してAD患者で有意に高値であり、痒みの情報伝達に関与する血漿GRP濃度と有意な正の相関が認められ、痒みスコアのVASと正の相関がある傾向にあった。また、ADの病勢を反映するSCORADならびに血清TARC濃度と有意な正の相関を示した。以上の結果は、当初の目的で着眼したGzmAよりも、GzmBがAD患者の痒みと皮膚炎の両者を反映することを示唆した。
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