研究課題/領域番号 |
25870749
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
地域研究
|
研究機関 | 津田塾大学 |
研究代表者 |
宇野 陽子 津田塾大学, 付置研究所, 研究員 (60459310)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | トルコ / 戦間期 / 国際協調外交 / 民主政治 / 社会運動 / 外交研究 / 議会政治 / 国外の調査研究(トルコ) / 国外の調査研究(イギリス) / 国外の調査研究(アメリカ) / 情報交換 / 資料収集 / 国際情報交換 トルコ |
研究成果の概要 |
トルコ共和国建国から初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルクの在任期間は、世界史的にはほぼ戦間期と呼ばれる時期と重なる。この時期、トルコでは20年代にはイギリスを中心としたポスト第一次大戦国際政治体制に対する反発や独立性が根強く見られたが、30年代には、かつてイギリスの帝国主義的国際政治体制の象徴とトルコでみなされていた国際連盟に加盟するなど、国際協調外交の傾向があらわれた。他方で、中央集権体制や民族主義の強調といった全体主義への傾斜も見られ、その中でフェミニズムのような社会運動が抑圧されていったことがわかった。
|