研究課題/領域番号 |
25870750
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
腫瘍治療学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
諏佐 崇生 帝京大学, 医学部, 助教 (20445852)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 前立腺癌 / LNCaP / エストロゲン / アンドロゲン / AR / PTHrP / 核内受容体 / ER / MCF7 / ステロイドホルモン / 性ステロイドホルモン |
研究成果の概要 |
前立腺癌は、男性ホルモンであるアンドロゲンにアンドロゲン受容体(AR)が応答して細胞増殖するホルモン応答性の癌であるが、本研究では前立腺癌由来の培養細胞であるLNCaP細胞を始めとした種々の細胞で、女性ホルモンであるエストロゲンがARを活性化することを見出した。前立腺癌ではしばしばARに変異が生じ、この変異がエストロゲンへの応答を引き起こすことが知られているが、本研究では変異型ではない野生型ARによるエストロゲンへの応答性を明らかにした。このことから、前立腺癌のARの活性化機構にはいまだ未知なるシグナル経路が存在すると期待され、今後の研究に興味が持たれる。
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