研究課題
若手研究(B)
義歯装着者において口腔衛生状態が不良にもかかわらず,口腔粘膜の炎症が認められない症例が見受けられる.これは,抗菌ペプチドであるディフェンシンが関与していると考えられる.本研究は,唾液中のβディフェンシン量に影響を及ぼす因子について検討を行った.対象は健常有歯顎者22名とし,βディフェンシン量を目的変数,総嫌気性菌数,安静時唾液量,カンジダ菌数,舌苔付着程度を説明変数としたロジスティック回帰分析後,ステップワイズ法にて解析を行った結果,総嫌気性菌数が関連する因子として抽出された.
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