研究課題/領域番号 |
25870755
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
胎児・新生児医学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
辰巳 徳史 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60514528)
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研究協力者 |
岡部 正隆
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 横隔膜発生 / 横隔膜ヘルニア / CDH / 先天性横隔膜ヘルニア原因 / 心外膜原基 / 左右差 / Wilms Tumor 1 / 左右軸 / 先天性横隔膜ヘルニア |
研究成果の概要 |
本研究では心外膜原基の横隔膜形成への関与を明らかにし、さらにその異常がヘルニアを引き起こす可能性について理解することを目的とした。心外膜原基由来の細胞を標識し横隔膜における分布を調べた結果、標識された細胞は先天性横隔膜ヘルニアの好発部位である後部左側に認められ、心外膜原基が横隔膜ヘルニアに重要な存在であることを明らかにした。さらに、横隔膜ヘルニアモデルマウスを用いて解析を行なった結果、ヘルニアを起こしたマウスにおいてWt1遺伝子を発現する心外膜原基由来細胞が横隔膜領域に存在しないことを明らかにした。これらの結果から心外膜原基由来細胞が横隔膜ヘルニアを引き起こす主たる細胞群であることを特定した。
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