研究課題/領域番号 |
25870766
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
統合動物科学
ゲノム生物学
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
小林 久人 東京農業大学, 応用生物科学部, 准教授 (70632727)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Genomic imprinting / DNA methylation / Epigenetics / lncRNA / Embryogenesis / Placenta / ゲノム刷り込み / DNAメチル化 / 発生・分化 / エピゲノム / 非コードRNA |
研究成果の概要 |
哺乳類ゲノム上に存在する”刷り込み遺伝子”を制御する片アレル性DNAメチル化は、精子・卵子間でメチル化に差がある領域の一部が受精後も維持されることにより成立する。本研究において、刷り込み遺伝子Zdbf2の制御機構の解析により、この遺伝子領域には生殖細胞由来型一次刷り込みと体細胞型二次刷り込みが存在することが明らかとなった。この制御領域はヒト・マウス間でよく保存されており、非コード型RNAであるZdbf2lincあるいはGPR1ASが機能的役割を果たすことが示された。この発見はゲノム刷り込み機構成立の新たな概念を提唱するものである。
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