研究課題/領域番号 |
25870767
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医療系薬学
物理系薬学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
金沢 貴憲 東京薬科大学, 薬学部, 助教 (60434015)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳デリバリー / Nose-to-Brain / 機能性ペプチド / 高分子ミセル / ナノキャリア / 核酸デリバリー / 細胞透過性ペプチド / 脳内デリバリー / 脳虚血再灌流障害 / 脳血管障害 / 神経細胞 / DDS / 核酸 / 脳 / 経鼻投与 |
研究成果の概要 |
本研究では、機能性ペプチド修飾ナノキャリアと経鼻投与を基盤とした脳への薬物・核酸送達システムの開発と脳神経疾患治療への応用を目的とし、新規機能性ペプチド修飾ナノキャリアの設計とその神経細胞ならびに鼻から脳への核酸送達性、および神経疾患モデル動物を用いた治療効果の検討を行った。新たに設計した機能性ペプチド修飾ナノキャリアはいずれも神経細胞および鼻から脳への核酸送達性を増強した。また、脳虚血再灌流障害モデル動物に本ナノキャリアを用いて薬物を経鼻投与することで、優れた治療効果が示された。以上より、本研究で設計した新規ナノキャリアと経鼻投与の併用は脳神経疾患に対する有効な薬物投与法となると期待される。
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