研究課題
若手研究(B)
遺跡から出土する炭化鱗茎は、これまで植物学的に科以上の詳細な同定ができていなかった。本研究では現生鱗茎植物の外部形態と細胞形態の分類を元に、土器に付着した炭化鱗茎の同定を試みた。この結果、韓国の新石器時代、日本の縄文と弥生時代の炭化鱗茎をキジカクシ科(旧ユリ科)のツルボと同定した。ツルボは鱗茎の中でも食用にあたり煮沸によるアク抜きが必要な種類であり、調理・加工過程で土器に付着したことが推定された。本研究によって、はじめて土器内でツルボの鱗茎が確認された。
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