研究課題/領域番号 |
25870836
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
ケミカルバイオロジー
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
岡田 朋子 駒澤大学, 医療健康科学部, 講師 (60409795)
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連携研究者 |
鈴木 郁朗 東北工業大学, 工学部, 講師 (90516311)
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研究協力者 |
本多 正幸
小田原 あおい
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | コラーゲンペプチド / 近赤外 / 集積 / 光熱治療 / がん細胞 / 近赤外光 / がん / 糖鎖 / 造影剤 |
研究成果の概要 |
本研究は、がん細胞に対する造影剤の新しい構造モジュールを創製することを目的として実施した。まず、集積特性をもつコラーゲンペプチドと近赤外(NIR)領域の光に応答する色素を組み込んだ分子をデザインし、合成した。続いて、得られた分子の集積特性とNIR領域における蛍光特性を明らかにした。最後に、この分子をグリオーマ(ヒト神経膠芽腫由来細胞)に反応させた後にNIRを照射すると、コラーゲンを被覆した細胞が選択的に破壊されることを確認できた。この細胞毒性は、細胞周囲に集積していた分子がNIRを受けて引き起こしたものであったことから、新しい構造モジュールの可能性を示すことができた。
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