研究課題/領域番号 |
25870861
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
佐藤 琢麻 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (80609868)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 歯の移動 / 交感神経 / 骨代謝 / β遮断薬 / 骨形成 / 骨吸収 / 骨量 / 歯科矯正学 |
研究成果の概要 |
近年、骨代謝に関する交感神経の関与が、注目を集めている。骨芽細胞および破骨細胞には、β2アドレナリン受容体(β2-AR)が発現している。本研究では、交感神経が亢進している自然発症高血圧ラット(SHR)において、歯の移動に対するβ2-AR遮断薬(ブトキサミン(BUT))の効果を調べた。 SHRはウィスター京都ラット(WKY)と比較して歯の移動距離が増加し、BUT投与により減少が認められ、WKY群とSHR BUT投与群の間に有意差は認められなかった。また、BUT投与は、歯槽骨損失の回復に帰着した。これらの結果は、交感神経が歯の移動に関与し、BUTが歯の移動による歯槽骨の減少を抑制することを示唆する。
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