研究課題/領域番号 |
25870885
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
結晶工学
ナノ構造物理
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研究機関 | 豊田工業大学 |
研究代表者 |
大森 雅登 豊田工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (70454444)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | ナノワイヤ / ナノ細線 / 量子ドット / コラムナ量子ドット / 分子線エピタキシー / 量子ロッド / TEM / EDX |
研究成果の概要 |
本研究では、量子ドット積層型ナノワイヤの分子線エピタキシー法による形成法の確立と構造評価およびその電気伝導特性の解明を行った。ナノワイヤはInAs種量子ドット上に短周期のAlGaAs/GaAs/InAs超格子を数十層積層させることで形成される。これの微細電流路応用を考え材料組成比の構成を詳しく調べた結果、Al、In、Gaがそれぞれ約19、29、52%のときオーミックかつ周辺リーク電流の少ない電流路が形成されることが分かった。さらに単一ナノワイヤ素子に対して電気伝導特性を評価した結果、1次元量子伝導の可能性を示唆する結果が得られた。本成果により光検出器などの高性能化が図れると期待される。
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