研究課題/領域番号 |
25870890
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
商学
スポーツ科学
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研究機関 | 京都学園大学 |
研究代表者 |
涌田 龍治 京都学園大学, 経済経営学部, 准教授 (70433505)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | Double Jeopardy / ディリクレモデル / 鑑賞頻度 / 顧客維持率 / オーケストラ / サービス / マーケティング / 消費者行動 / 収益性 |
研究成果の概要 |
本研究は、収益性を高めるために必要な顧客維持率をプロオーケストラを事例にして明らかにしようとしたものである。そのために二つの仮説を検証した。第一は、オーケストラであっても、クレジットカードなどと同程度に、その市場はディリクレモデルで近似できるという仮説である。第二は、他楽団よりも市場浸透度が低いにもかかわらず鑑賞頻度の高い楽団の収益性は高いという仮説である。その結果、第一の仮説は支持されるものの、第二の仮説は支持されなかった。このことは楽団が、互いの鑑賞頻度を市場浸透度が反映された値と考えるべきだが、頻度の改善が収益性に直結すると他のサービス業と同様に考えるべきではないことを意味している。
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