研究課題/領域番号 |
25870921
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
木質科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
石井 大輔 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 特任助教 (70415074)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | バイオマスプラスチック / セルロース誘導体 / 芳香族ヒドロキシ酸 / エステル化 / 熱可塑性 / フィルム化 / フェルラ酸 / 脂肪族カルボン酸 / 混合エステル / 熱加工性 / 抗菌性 / 溶剤可溶性 / カフェ酸 / セルロース |
研究成果の概要 |
植物由来の芳香族ヒドロキシ酸であるフェルラ酸のもつ抗菌性・抗酸化作用や、熱可塑性・溶剤可溶性を有する芳香族セルロースエステル誘導体の合成を目標として、アセチル化フェルラ酸セルロース(AcFA-Cell)の合成条件を検討した。フェルラ酸のアセチル化により得られたアセチル化フェルラ酸とセルロースを用いて、無水トリフルオロ酢酸を用いた不均一条件下でのエステル化を行うことで、最大置換度2.2、分子量約60万のAcFA-Cellが得られた。AcFA-Cellはガラス転移点を150~170℃で示す熱可塑性プラスチックで、さらに汎用有機溶剤であるクロロホルムを用いてフィルム化も可能であることがわかった。
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