研究課題/領域番号 |
25870923
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 追手門学院大学 (2015) 京都文教大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
倉西 宏 追手門学院大学, 心理学部, 講師 (40624284)
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研究協力者 |
大日方 薫
小林 昌幸
藤井 茉衣子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | グリーフケアグループ / 死別体験 / 悲嘆 / 自死 / 遺児 / 複雑性悲嘆 / バウムテスト / 風景構成法 / 喪失の語り / 個別性 |
研究成果の概要 |
遺児大学生へのグリーフケアグループ(GCG)の意義を中心に、死別体験後の心的なプロセスを検討した。GCGや死別体験に焦点づけた個別面接によって悲嘆は軽減されることが見出された。また事例研究においては、グリーフケアは悲嘆にのみ効果があるものではなく、遺児の人格や生き方を変化させ、自身の在りようを新しく生み出していくことに寄与することがわかった。また、両親の離婚の後に、その離別した親との死別を経た遺児は、グリーフケアグループによって一過的に悲嘆の程度は上がるが、継続して死別体験に取り組むことによって死別体験が再構成化され、悲嘆も軽減していくプロセスが見出された。
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