研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、ネットワーク上の動線と実空間上の動線とを融合・解析する手法を提案し、モバイル計算環境における新しい情報の価値指標を確立することである。研究成果は次の通りである。無線電波を用いた高精度なユーザの動線計測技術の開発を行った。また、生体信号情報を用いた行動変化の判別とその変化の原因となった情報の特定を行う技術を開発した。特に、脳波とその脳波を検出した位置を記録・可視化するソフトウェアEEGMapを開発し、行動の変化とその原因を容易に解析することを可能にした。実空間での行動変化の種類や度合い、行動に影響を与えたユーザ数を含めた時間的かつ地理的構造を有する情報の価値の定義を試みた。
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