研究課題/領域番号 |
25870930
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
自然災害科学・防災学
社会システム工学・安全システム
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
安部 美和 熊本大学, 政策創造研究教育センター, 助教 (40619805)
|
連携研究者 |
落合 知帆 京都大学, 地球環境学堂, 助教 (80582022)
栗原 俊輔 宇都宮大学, 国際学部, 講師 (50734290)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 集団移転 / 災害復興 / 継続居住 / コミュニティ / 住処の快適性 / 場所の価値 / 継続居住のための制度 / 住処の快適性の持続 / 再定住 / 集落 / 居住 |
研究成果の概要 |
本研究は、自然災害後に集団移転復興を余儀なくされた集落の人びとの10年間の生活を調査し、移転後もその場所で居住し続ける要因について明らかにした。 結果、移転に伴う関係性の変化を怖がるのではなく、新しい関係を構築したり、弱くなった関係性を紡ぎ直したりする支援が必要であること、移転を実施した人びとの中には、未来を見据えた移転ではなく、過去ばかりと比較しながら生活をしている場合があり、いかにこの状況を把握し思考を未来へ向けるための契機づくりが必要であること、共通目標の設定や心のよりどころの設定など、新しい場所への価値が1つでも示されることが適応の足がかりになることを示した。
|