研究課題/領域番号 |
25870956
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
教育心理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
田渕 恵 関西学院大学, 文学研究科, 博士研究員 (70631977)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 世代性(generativity) / 利他的行動 / 高齢者 / 知恵 / 世代間相互作用 / 世代性 / generativity / 利他性 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,高齢世代が自らの経験や知恵を,次世代が活かせるよう継承する利他的行動場面において,受け手である若者の反応が高齢者の世代性(Generativity)変化にどのような影響を与えるのかについて,明らかにすることであった。高齢者48名(男性)を対象に,知恵の内容×若者の反応を操作した実験を行った結果,高齢者が失敗経験から得られた知恵の“語り”を行った群のみ,高齢者の世代性に対する若者の反応の影響が認められた。本研究により,高齢者が失敗経験から得られた知恵を継承する利他的行動場面において,若者からの反応や態度が高齢者に与える影響の大きさを,実験的に明らかにすることができた。
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