研究課題/領域番号 |
25870986
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
教科教育学
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研究機関 | 高松大学 |
研究代表者 |
山口 明日香 (藤井 明日香) 高松大学, 発達科学部, 准教授 (00633257)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 就労支援 / 職業教育 / 進路指導担当教員 / 専門性向上 / eラーニングプログラム / 職業リハビリテーション / 研修 / 自己評価チェックツール / ICT / オンライン学習 / 研修プログラム / 教材作成 / プログラムの構成 / 学習過程の検討 / 評価テストの検討 / チェックツールの開発 / 専門性の獲得時期 / 研修内容 / 評価シートの作成 / 就労移行支援 / 教員専門性 / Transition / Competencies |
研究成果の概要 |
本研究では,就労支援や職業教育を担う教員の為のeラーニングプログラムを開発した。これは,就労支援や職業教育を担う教員の専門性獲得及び向上をねらいとする教材である。この教材を開発したことで「いつでも,どこでも,必要なこと」を学べる環境の構築を行った。既存の集合型研修では,十分な研修機会を確保できない点を解消することが可能となった。また本プログラムを教員の恒常的な形式知の獲得機会のツールとして位置づけることで,集合型研修を行う際の各教員の学習レディネスの不均衡が軽減できることが期待され,より学習ニーズに合致した集合型研修の設定が可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今まで国内で特別支援教育を職業リハビリテーション領域の両領域にまたがる専門性を求められる教員の為のeラーニングプログラムは開発されておらず,生徒の職業自立を支えるための人材育成ツールとしては,国内唯一のプログラムであることは,学術的意義が高いといえる。学校現場においては,生徒への質の高いキャリア形成支援や就労移行支援を支えるための専門性向上が求められていると同時に,教員自身の働き方改革として,日々の業務と教員自身のキャリア形成及び専門性向上が課題となっている。このeラーニングを活用することで,教員へ恒常的な研修機会の提供と効率的な働き方の両立に寄与できることが本研究成果の社会的意義といえる。
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