研究課題/領域番号 |
25870988
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
身体教育学
応用健康科学
|
研究機関 | 九州共立大学 |
研究代表者 |
大下 和茂 九州共立大学, スポーツ科学部, 助教 (10615826)
|
連携研究者 |
矢野 澄雄 神戸大学, 大学院人間発達環境学研究科, 教授 (20115306)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 姿勢制御 / 姿勢動揺 / 触覚入力 / ライトタッチ / 生理的振戦 / 杖 / 衣類 / 触覚情報 / 筋活動 |
研究成果の概要 |
姿勢を保持する際に,床面に固定された物へ身体を支えられない程度の力で軽く触れることにより姿勢動揺が低下する.本研究は,日常生活でも応用可能な触覚情報入力を利用した姿勢調節向上の新たな方策について検討を加えた.その結果,杖や自らの大腿部に接触することでも姿勢調節が向上し,動的な姿勢制御時においても認められることを明らかにした.また,触覚情報による姿勢調節への効果には一過的な学習効果があることや,受動的な接触によっても姿勢調節は向上することも明らかにした.これらの結果は,身の回りの物に軽く接触する,もしくは形状によっては衣服などの接触により,姿勢調節および動作が円滑になる可能性を示している.
|