研究課題
若手研究(B)
本研究では、光学異方性試料に対応可能な円偏光蛍光(CPL)分光計の開発およびCPLシグナル解析法の構築を行い、新たなCPL材料の創製に取り組んだ。本研究で得られた知見を以下に示す。1.光学的異方性存在下でのCPL測定を可能にした解析法および分光装置を開発、2.局在表面プラズモン共鳴(LSPR)電場増強効果により蛍光物質の蛍光強度の低下を生じずにキラル光学特性の増強に成功。3.このLSPR-CPL挙動の応答性に関する報告例は無く、これは複雑な分子設計の代替法として金属ナノ粒子と相互作用するための表面修飾剤を導入するのみのシンプルな方法であり、汎用性と新規性を併せ持つことが明らかとなった。
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