研究課題/領域番号 |
25870999
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
ナノ構造物理
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
田尻 恭之 福岡大学, 理学部, 助教 (90441740)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ナノ粒子 / マルチフェロイック物質 / 強相関電子系物質 / 結晶構造 / 磁性 / 誘電性 / メソ多孔体 / 薄膜 / 強相関系物質 / 結晶構造解析 |
研究成果の概要 |
マルチフェロイック物質RMnO3 (R = Eu, Gd, Tb, Dy)とDyMn2O5の粒子サイズ約7~30 nmのナノ粒子を合成し,結晶構造と物性の研究を行った.各物質のナノ粒子の結晶構造と磁性は特異なサイズ依存性を示すことを明らかにした.ナノ粒子の格子定数はバルク結晶と異なり,サイズ減少に伴いその差異が顕著になり,磁性は結晶構造と相関があることを示し,一般的なサイズ効果とは逆の振る舞いを示す特異なサイズ依存性を示した. Si基板上に作製したメソ多孔体薄膜を用いることでサイズ制御したRMnO3ナノ粒子の内包薄膜を作製する手法を確立した.
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