研究課題/領域番号 |
25871005
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
ナノ材料化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2014-2015) 産業医科大学 (2013) |
研究代表者 |
堀江 祐範 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 健康工学研究門, 研究員 (30514591)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / アレルギー / IgE / ナノ粒子 / 酸化ストレス / 吸入 / ナノオブジェクト |
研究成果の概要 |
本研究では適切な条件によるCNTのアレルギー増悪効果を検討した。はじめに毒性が既知の金属酸化物ナノ粒子により評価を行った。これらのナノ粒子をマウスの気管内に投与後、連続してOVAを吸入させたところ、一部で血中のOVA特異的IgEの上昇がみられた。次に、CNTにより同様の評価を行った。その結果、CNTにおいても一部の試料で血中のOVA特異的IgEの上昇がみられた。この時、肺組織内で酸化ストレス関連、炎症関連、アレルギー誘発関連遺伝子の発現上昇が認められた。酸化ストレス関連、炎症関連遺伝子は培養細胞でも発現が上昇した。これらの遺伝子発現評価による、CNTのアレルギー増悪効果の予見可能性が示された。
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