本研究では,子供が楽しみながら「絵本」を作成できるソフトウェアの開発を行う.これまで「絵を用いた物語創作支援システム」の開発を行ってきた.子供は絵を作成し,システムが絵から推論した文章をいくつか提示する.子供はその中から物語にあった文章を選択することで絵本を完成させる.
本課題ではこのような枠組みにおいてより効果的な仕組を探求することにした.子供に絵を作成してもらい,自分が考えた物語文を口頭で述べてもらい大人がキーボードで入力する実験を行った.そこで文章を自分で入力したいという意見が得られ,それを可能にするソフトウェアキーボードの開発が必要であることが明らかになった。
|