研究課題
若手研究(B)
量子ゲート操作での時間発展を支配するハミルトニアンに機器の較正エラーに相当する誤差が入るモデルを考え、その下で、いくつかの量子アルゴリズムを時間依存行列積状態法(TDMPS)で多倍長精度でシミュレートし、終状態における誤差について予備的な結果を得た。計算ライブラリの開発は進捗が大きく、バックエンドライブラリのエルミート行列対角化ルーチンが、著名なPARIライブラリのそれよりも高速になった他、Liouville空間上のTDMPSの安定動作が可能になった。副次的な成果として、量子エラーを積極的に利用する量子DA変換アルゴリズムを開発した。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 備考 (4件)
Quantum Information Processing
巻: 14 号: 8 ページ: 2729-2748
10.1007/s11128-015-1033-x
110009950264
in the Proceedings of the Summer Workshop on ``Physics, Mathematics, And All That Quantum Jazz'', S. Tanaka et al. Eds, (World Scientific, Singapore, 2014)
巻: - ページ: 49-67
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