研究課題/領域番号 |
25871066
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
文化財科学・博物館学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
太田 心平 国立民族学博物館, 超域フィールド科学研究部, 准教授 (40469622)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 社会文化人類学 / 韓国・朝鮮研究 / 博物館展示学 / 博物館経営学 / 組織行動 / 国際研究者交流 / 国際情報交換 / 文化の監査 / モラル・グレイゾーン |
研究成果の概要 |
博物館の展示は、基盤となる学問領域の研究成果をもとに構築されるが、その他にも展示する標本資料の収集や選定、解説の作成と配置、演示やサービスなどの付加要素によっても、違った質や性格や印象をもつ。 この研究は、日本、韓国、米国で韓国・朝鮮文化に関する常設展示をもつ博物館を主な事例とし、それらの付加要素が、一般に想定されてきたように、研究者やソースコミュニティ(この場合は韓国社会)の意図のみによって構築されるのではないことを明らかにした。展示の内容は、研究者以外の様々な関係者たち(博物館の正規/非正規事務職員、外部委託従事者など)の裁量的なはたらきかけにも、無視できないほど左右されることがわかった。
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