研究課題/領域番号 |
25871089
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
昆虫科学
植物保護科学
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研究機関 | 国立研究開発法人 農業環境技術研究所 |
研究代表者 |
田端 純 国立研究開発法人 農業環境技術研究所, その他部局等, 主任研究員 (20391211)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フェロモン / 化学受容 / 遺伝変異 / 抵抗性 / フェロモン受容体 / 化学生態 / 害虫管理 / 人為選択 / 嗅覚情報処理 |
研究成果の概要 |
チャノコカクモンハマキの性フェロモンは(Z)-11-テトラデセニルアセテートを含む4成分から構成され、この成分を性フェロモン剤として大量に処理すると、本種の配偶行動をかく乱し、交尾を抑制することができる。しかし、このようなかく乱効果を受けない抵抗性系統(R系統)が存在する。次世代シーケンスを利用してR系統のフェロモン受容体候補遺伝子を網羅的に解析し、対照系統(S系統)と比較した。その結果、R系統で明瞭に発現量が低下しているフェロモン受容体候補遺伝子が見つかった。受容体発現量の低下に伴うフェロモンの過剰受容を免れることで、R系統のオスは性フェロモン剤の影響を受けにくくなっている可能性がある。
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