研究課題/領域番号 |
25871090
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
越後 拓也 滋賀大学, 教育学部, 講師 (30614036)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 多孔質結晶性材料 / 放射性元素 / 除染 / 高pH / 多孔質結晶材料 |
研究成果の概要 |
放射性核種(134Csや90Sr等)を含む汚染水を高アルカリ環境で効率的に浄化し、それらの核種を長期間安定に保持する技術・材料の開発を目的として、天然の高アルカリ環境に産出するカンクリナイトに着目し、その環境再生材料としてのポテンシャルを評価した。その結果、カンクリナイトはpH=12以上の高アルカリ環境でも安定に存在し、高濃度のCs+やSr2+をエキストラフレームワークサイトに吸蔵する機能を有することを発見した。また、本研究で初めて合成されたカンクリナイト巨大単結晶試料を用いて、イオン交換反応におけるCs+/Sr2+イオンの席選択性を精密に決定することが出来たのは特筆すべき成果である。
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