研究課題/領域番号 |
25871093
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
グリーン・環境化学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
木村 敦 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究員 (60465979)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | イオン液体 / 天然高分子 / 放射線 / セルロース / キチン / 天然多糖類 / ゲル / 架橋 |
研究成果の概要 |
天然高分子は環境にやさしい材料でありながら、水や有機溶媒に溶解せず反応性に乏しいものもあるため、有用材料に加工するためには架橋剤および誘導化等の化学処理を必要とした。そこで、機能性溶媒であるイオン液体を用いて天然高分子の一種であるセルロースを溶液化し、放射線を照射することで、化学処理を必要としない環境にやさしいセルロースゲルの開発に世界で初めて成功した。次に、天然高分子架橋反応挙動の解明を目的として、セルロースの架橋反応を誘起する活性種およびセルロースゲルの化学構造の分析を行った。さらに、天然高分子の一種であるキチンをイオン液体に溶解し、放射線架橋によるゲルの作製に成功した。
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