研究課題/領域番号 |
25871103
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
有吉 充 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究所・施設工学研究領域, 主任研究員 (10414442)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | buried pipe / thrust forces / bend / earthquake / backfill material / 埋設管 / スラスト力 / 曲管 / 地震 / 埋戻し材料 / 土質試験 / 固化処理土の配合試験 / 振動模型実験 |
研究成果の概要 |
振動実験により、曲管背面の地盤のスラスト抵抗力を明らかにした。砂の地震時のスラスト抵抗力は密度により異なる。密詰めの砂に埋設した曲管模型に、静的な砂のスラスト抵抗力の80%のスラスト力を作用させた場合、地震時(800gal)の変位量は緩詰めの場合の16%であった。静的なスラスト抵抗力の1/2のスラスト力でも模型は変位したことから、砂のスラスト抵抗力は地震時に大幅に低下することが分かった。砕石についても、砂と同様の挙動を示した。一方、固化処理土は、スラスト抵抗力が極めて高く、砂の静的なスラスト抵抗力の2.5倍のスラスト力を作用させた場合でも、静的及び加振時においても、模型に変位は生じなかった。
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