研究課題
若手研究(B)
栄養成長から生殖成長への成長相転換をさす「花成」のタイミングは,植物の適応性や作物の生産性を大きく左右する.二年生植物における花成の誘導にはある一定期間の冬(低温)が必要であるが,花成に必要な冬の長さはどのように決定されているのか明らかでない.本研究は,二年生テンサイ(Beta vulgaris)の分子機構を解析した結果,日本で育成された二年生テンサイの低温要求性には一年生と二年生のマスター遺伝子として知られているBvBTC1が大きく関与していることを突き止めた.
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てん菜研究会報
巻: 56 ページ: 1-6
巻: 56 ページ: 7-12
巻: 56 ページ: 13-20