研究課題/領域番号 |
25871153
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
整形外科学
生体医工学・生体材料学
|
研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
迫田 秀行 国立医薬品食品衛生研究所, 医療機器部, 主任研究官 (50443099)
|
研究協力者 |
菅野 伸彦 大阪大学, 医学系研究科・寄付講座, 教授 (70273620)
河上 強志 国立医薬品食品衛生研究所, 生活衛生化学部, 主任研究官 (00434043)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 人工関節 / 超高分子量ポリエチレン / 生体脂質 / 耐久性 |
研究成果の概要 |
人工関節の摺動面に使用される超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)には、使用中に生体内の脂質が浸入する。生体脂質の一つであるスクアレンを人工的に浸入させ加速酸化処理を行うと、UHMWPEの表面近傍で力学特性や摩耗特性が低下した。また、再置換のため抜去されたコンポーネントの表面近傍でも、強度低下が認められたことから、生体脂質によるUHMWPEの劣化が示唆された。一方、コンポーネントから抽出される脂質を含む抽出物の量は、骨折や骨壊死の場合に比べ変形性関節症の場合で多く、病変に伴う関節液成分の違いが影響している可能性が考えられた。
|