研究課題
若手研究(B)
統合失調症の認知機能障害は, 社会的転帰と強く相関しており, 適切な介入が必要であるが, その評価・治療法は十分には確立していない. 本研究では, ワーキングメモリ障害に焦点を当て, 神経基盤に基づいたワーキングメモリ障害のリハビリテーション法を開発することを目的とした。開発したリハビリテーションを週2回3か月間実施したところ、統合失調症患者12名において,リハビリ前後で有意な機能改善効果が得られ、その有効性が示唆された。
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