研究課題/領域番号 |
25871174
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経内科学
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
畑中 悠佑 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所 疾病研究第四部, 科研費研究員 (50581899)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 樹状突起スパイン / In vivoイメージング / 神経変性疾患 / 脊髄小脳失調症 / ポリグルタミン病 / in vivo 2光子イメージング |
研究成果の概要 |
本研究では,ヒトの病態を忠実に反映した脊髄小脳失調症1型(SCA1)ノックインマウスを使用した.In vivo 2光子イメージング法を用いた解析の結果,顕著な神経症状が現れない神経回路網の発達段階からすでに,SCA1マウスのシナプスは不安定化しており,この不安定化は成熟後も継続した.成熟後には,スパインの数や形態にも明確な異常が現れた.通常,シナプスは神経回路網の成熟とともに安定化することから,SCA1を含む晩発性神経変性疾患では,潜在的に神経発達そのものに障害を受けており,これが後に,シナプスの数や形態異常,そして神経症状となって現れることが示唆される.
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