研究課題/領域番号 |
25871185
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
生体関連化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
伊藤 信靖 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物質計測標準研究部門, 主任研究員 (70415644)
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連携研究者 |
渡邊 眞紀子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (10175119)
坂上 伸生 茨城大学, 農学部, 助教 (00564709)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ペリレンキノン / 菌核粒子 / Cenococcum geophilum / 役割 / ヒドロキシキノン / ペリレン / 錯形成 / 電子伝達 / ジヒドロキシペリレンキノン / 最小発育阻止濃度(MIC) / pKa |
研究成果の概要 |
本研究では、菌根菌の一種であるCenococcum geophilumが、休眠体中に高濃度で含んでいる4,9-dihydroxyperylene-3,10-quinone(DHPQ)の役割を明らかにすることを目的とし、“構造強化材の機能”、“電子伝達媒体の機能”、および“抗菌材の機能”について検証した。その結果、DHPQには錯形成能や抗菌能が認められなかった。その一方で、DHPQと菌核粒子には共通して強いラジカル活性が認められた。これらのことから、DHPQは電子伝達媒体、あるいはラジカル暴露から生体を防御する役割、を担っているものと考えられた。
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