研究課題/領域番号 |
25871218
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
保存治療系歯学
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研究機関 | 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー |
研究代表者 |
落合 剛 公益財団法人神奈川科学技術アカデミー, 実用化実証事業 光触媒グループ, サブリーダー (60514114)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 導電性ダイヤモンド電極 / 電気化学材料 / 歯内治療学 / 電解機能水生成 |
研究成果の概要 |
粒径500 nm未満の研磨用ダイヤモンド粉末にBDDコーティングしたBDD粉末を、高分子材料と混合し、BDD粉末含有塗料を創製した。これを基材に塗布し、乾燥させることで、どのような基材でもBDD電極となる。しかもフレキシブルで安価に作製できる。 これを用いて作製した電解ユニットを、細菌のバイオフィルムを形成させた牛歯の根管中に挿入し、in vitroでの殺菌効果を評価した。その結果、この電解ユニットは、従来法である1%次亜塩素酸ナトリウム水溶液処理と同等の殺菌効果を示した。この電解ユニットは、従来法より局所的に高濃度の活性種を生成できるため、今後、より効果的な歯科医療の実現が期待できる。
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