研究課題/領域番号 |
25871242
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医化学一般
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 独立行政法人医薬基盤研究所 |
研究代表者 |
橋口 一成 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, 特任研究員 (80400414)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ATM / キナーゼ / リン酸化 / シグナル伝達 / 活性酸素 / 酸化ストレス |
研究成果の概要 |
ATMタンパク質はDNA損傷や活性酸素に応答して活性化するリン酸化酵素(キナーゼ)の一つであるとされているが、DNA損傷応答と活性酸素応答でのATM下流シグナルの差異については明らかにされていない。そこでこれらを明らかにするために、まずは抗体を用いたATM特異的な基質の検出を行った。その結果、活性酸素応答時のみに観られるATM基質の検出に成功した。以上の成果から、DNA損傷応答時と活性酸素応答時でのATM活性化経路が異なることが明白となった。今後はリン酸化プロテオーム解析を行うことで、ATMキナーゼが関与するシグナル経路が明らかになることが大いに期待できる。
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