研究課題/領域番号 |
25880005
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
新里 高行 筑波大学, システム情報系, 助教 (00700163)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 群れ / 集団現象 / 探索搾取のジレンマ / 自己組織化 / 探索と搾取のジレンマ- / 創発 / 探索と搾取のジレンマ |
研究成果の概要 |
川魚の一種であるアユの群れの行動を画像解析により分析する方法を確立した.群れの中の個体は,群れ全体の情報を知り得ないのにもかかわらず,うまく統制のとれた集団的運動をなぜ実現するのかを様々な尺度を通じて明らかにした.大きな成果としてあげられるのは,全体の情報に対しての個々の振る舞いが,スケールに依存しない振る舞いを示すことを明らかにしたことである.さらに,それらの結果は,我々が新しく提案したモデルと矛盾なく接続できることを明らかにした.各個体が,不完全な情報をもとに自らの行為を決定することが,局所的であるにも関わらず社会的=集団的な意味を帯びるということを実験・理論的に明らかにしたのである.
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