研究課題/領域番号 |
25882029
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山口 智史 慶應義塾大学, 医学部, 特任助教 (20594956)
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研究協力者 |
高橋 容子 慶應義塾大学, 大学院医学研究科
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 電気刺激 / 随意運動 / 脊髄反射 / 相反性抑制 / 可塑性 / 歩行 / 脳卒中 / リハビリテーション / 電気刺激療法 / 下肢 / 脊髄相反性抑制 / 反射 / 機能回復 |
研究成果の概要 |
本研究は、歩行周期に類似した高周波感覚刺激であるPESと随意運動の併用することで、PES単独および随意運動単独での介入と比較し、早期に脊髄相反性抑制の増強が可能であり、且つ、その効果が長期に持続することを明らかにした。さらに、脳卒中患者においても、PESと随意運動の併用は、PESによる脊髄相反性抑制の効果を持続させることが示唆された。脳卒中患者において、脊髄相反性抑制の減少は、歩行時の下肢筋の異常な同時収縮と関与することが報告されている。本研究の知見から、脳卒中患者において、歩行時にPESを麻痺した下肢に与えることで、歩行機能の回復に有効な手段となる可能性が示された。
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