研究課題/領域番号 |
25882032
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
安江 みゆき 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 神経研究所・微細構造研究部, 研究生 (60710952)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | マーモセット / 父親養育行動 / 父親育児参加 / こども学 |
研究成果の概要 |
マーモセットは、出産直後から父親が養育行動を頻繁に示し、子は一日に何度も母親と父親の間を移動したが、父親が不在条件の新生仔の移動量は限定的であった。社会性試験、弁別学習試験、第三者公平性評価試験などを行った結果、学習や認知テストでの差はみとめられないものの、3チャンバーテストにおいては、父親の養育をはく奪された子は、他個体がいないチャンバーでの滞在時間が短い傾向があり、社会性の不安傾向が示唆された。 これらのことから、父親マーモセットの養育行動は、母親が行う養育行動を物理的にサポートするものであると同時に、子にとって社会的・心理的な側面でも重要な役割を担っていることが示唆された。
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