研究課題
研究活動スタート支援
運動トレーニングによって、動脈機能が改善される機序を解明するため、糖代謝や脂質代謝を調節する物質Adropinに着目し研究を行った。肥満モデルとしてZucker Fattyラットを用い、運動群(ZFE)と非運動群(ZFC)に群分をした。ZFE群には、有酸素性運動トレーニングを週5日、6週間行わせた。また、正常体重モデルとしてZucker Leanラット(ZLC)を用いた。6週間後の血中Adropin濃度は、ZLC群が3群間で最も低い値を示し、ZFE群は、ZFC群より高値であった。本研究の結果から、有酸素運動トレーニングは、血中Adropin濃度を増加させることが示唆された。
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