研究課題/領域番号 |
25884020
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
高木 麻紀子 東京藝術大学, 美術学部, 助手 (80709767)
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 世俗美術 / 狩猟図 / 国際ゴシック様式 / 自然表現 / 1400年 / 南ティロル / アヴィニヨン / 西洋美術史 / ロンバルディア / 南フランス |
研究成果の概要 |
申請者の最終目的は中世末期の世俗美術の展開の諸相の解明である。本研究では1400年前後に北伊・南仏で制作された世俗主題の絵画作品から特に狩猟図がみられる作品に注目し、その実態と伝播を、作品分析を基盤としつつ、場とパトロン、芸術家と作品の移動という観点からも考察することを目的とした。 研究成果で特筆すべきは、14世紀末のアヴィニヨンで制作された『狩猟の書』写本の狩猟図とほぼ同時期に制作された南ティロルの壁画の狩猟図との間に留意すべき類縁性が見出された点である。さらに、作品成立の歴史的背景の考察を通じ、この類縁性は当時の南仏と南ティロルをめぐる文化および政治交流に起因することが推察されるに至った。
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