研究課題/領域番号 |
25884052
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
横内 裕人 京都府立大学, 文学部, 准教授 (50706520)
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研究協力者 |
須田 牧子 東京大学, 史料編纂所, 助教 (60431798)
池田 寿 文化庁, 文化財部美術学芸課, 主任文化財調査官
藤田 励夫 文化庁, 文化財部美術学芸課, 文化財調査官
山口 華代 長崎県立対馬歴史民俗資料館, 学芸員
荒木 和憲 九州国立博物館, 主任研究員 (50516276)
一之瀬 智 九州国立博物館, 研究員
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研究期間 (年度) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 対馬 / 中国・朝鮮伝来経典 / 書誌 / 大蔵経 / 高麗版 |
研究成果の概要 |
東アジアにおける日本・朝鮮・中国の文化交流を考える基礎情報を得るため、長崎県対馬市に所在する渡来経巻を悉皆調査した。具体的には、豆酘・多久頭魂神社に所蔵される高麗再雕版大蔵経の詳細な目録を作成し、他の寺院等に所蔵される再雕版大蔵経との比較検討を通じて、本経巻の成立・伝来を考察した。その結果、本大蔵経は、おそらくは15世紀頃に印刷され、江戸時代までに対馬に伝来した経巻であり、李氏朝鮮と対馬との緊密な関係の中でもたらされた文化財であることが確認された。
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